© BlueLabel
[ SHOKOU No. 717 ]
和歌山から登る朝一番の太陽の光(曙光:SHOKOU)を
甘夏の香りを中心にブレンドしました。
太平洋から登り日本海に沈んでいく太陽は、
強いエネルギーで TUNAGUの6拠点を結びます。
日本列島の中央で感じる新たな光は、その地域をやさしく包み込みながら、
ウェルビーイングな世界の始まりを感じさせます。
TUNAGUが巻き起こす「新しい風」を感じる香りです。甘夏の香りが放つ爽やかな酸味に、ベルガモット、オレンジやマンダリンの明るさが重なり、太平洋から昇る朝一番の光を思わせます。
海の爽快感をもたらすユーカリと瑞々しいユーカリレモンに、ジュニパーベリーとパインの針葉樹の香りが加わり、美しいグリーンのグラデーションと、人々が自然と共に生きてきた営みが浮かびます。
ラストノートのホーウッドは、一次産業に携わる人々の強さを映し、長年育まれてきた豊かな環境の中に、プチグレンの香りが未来への輝く芽吹きを感じさせます。
TUNAGUの渦巻くエネルギーは、和歌山県みなべ町を拠点に6つの地域へと広がり、人・活力・アイデアを運び入れます。五感で土地を慈しみ、文化や経済を循環させる。
その動きは、 6地域をつなぎ感性とウェルビーイングの源泉となって、地域の祈りを日本全体の彩りへと変えていきます。
Top notes:甘夏・オレンジ・マンダリン・ベルガモット・ユーカリ
Middle notes:プチグレン・パイン・ジュニパーベリー・ユーカリレモン
Last notes:ホーウッド
甘夏を中心とした柑橘の香りは、前向きな活力を表現しています。人と人がつながり、アイデアがつながる。都市から訪れる人も、地域で迎える人も、TUNAGUが築いてきた関係性を土台に、新しいつながりを育むことができます。そして、そのつながりは未来を形づくるポジティブな力となり、地域も企業も、そして個人も元気にしていきます。
爽快感あるユーカリや針葉樹のパイン、そしてウッディな香りに、果実の甘さやスパイシーさが加わったジュニパーベリー。その複雑な香りは、海や山が織りなす美しいグラデーションを表現しています。自然のグラデーションは、境目のない移ろいを静かに映し出すもの。TUNAGUの体験によって得られる人間的成長もまた、視野を広げると同時に示唆を高め、自分の中にある成長のグラデーションをより色濃く描いていきます。
ホーウッドは、ほのかなスパイシーさと甘さを併せ持つ香りで、一次産業に携わる人たちを表現しています。TUNAGUは、大いなる自然の恵みを享受しながらも、その厳しさと向き合い共生していく、一次産業でのワーケーションや研修を活動の根幹に据えています。たとえ困難があったとしても、自分の感性を信じ、個々の旋律を奏でることで互いに共鳴し、新たな共創が生まれる場を提供しています。
FRAGRANCE Creation
with Scientific Evidence
TUNAGUのオリジナルフレグランスは、世界各国から収集した香りに関する研究論文をもとに原料を選定しています。信頼性の高い研究成果を引用し、TUNAGUが提供するあらゆるシーンや体験において心理的な向上をサポートする香りとして開発しています。複雑かつ専門性の高い調香は、もはや芸術の領域といえます。サイエンスとアートの融合によってTUNAGUならではの香りの体験がデザインされています。
香料のグローバル安全基準と拡散技術
SHOKOU No.717は株式会社KANSEI Design Limitedが調香しています。
使用している香りはすべて、国際香粧品香料協会(International Fragrance Association;IFRA)が定めるグローバルな安全基準に基づいて製造されています。国際香粧品香料協会(IFRA)は、世界の香料原料に関する安全基準ガイドラインを策定する国際機関です。現在3,000種類以上の香料原料について安全基準を定めており、その内容は毎年更新されています。日本では空間アロマは雑貨として扱われ、法的な規制を受けずに販売・設置が可能ですが、当社では多様な嗜好に対応しつつ安心してご利用いただけるよう、すべての製品をIFRAの基準に準拠して製造しています。さらに、毎年改訂される基準を調香師が確認し、常に安全性と品質を担保したフレグランスで空間演出を行っています。
また、ディフューザーを使用して空間に香りを拡散する場合は、香料原料の基準順守にとどまらず、香りを用いる空間についても専門家が換気状況や風の流れを確認したうえで、最適な濃度に設定しています。専用ディフューザーは加熱を行わない拡散技術を採用しており、繊細な香りのバランスを保持しながら空間全体をほのかに香らせ、体験のクオリティを高めています。
